武井こらむ@言葉はアート

文章を色で表したい、そして文章を絵画にしたい。

涙で滲んだその頬は、淡いピンクと淡いオレンジにに光り、優しさに溢れていた。

涙で滲んだその唇は、儚い赤色で希望に溢れていた。

 


その涙の色は、薄い薄いブルーで透明の深い色を放っていた。寂しい色では無く、きっと人を暖かくする色なんだ。

大きくて広い海が、光りを浴びて輝くように。

 


そうなんだ、涙が溢れたその顔は、必ず明日を見つめている。

 


涙を拭いその顔に、もう涙は無い。

だからまた歩き出す、その一歩、優しい笑顔で。

 

武井 こらむ