空の色は光り輝いていた、天気では無く、心の色が眼球を通して見えたのだろう・・。目を開けていても閉じていても、見えてくる、綺麗な空の色。
ある日の空の色は、薄い灰色で・・そしてそのうち、大粒の雨を降らしたように見えた。
それは天気では無く、心の色が眼球を通して見えたのだろう・・。
嘘はつけない、そうじゃない、つきたくないんだ。
空の色が、心の色として眼球を通して見えたのなら、大粒の雨は、涙だった。雨が沢山降った後、空が明るく光輝くように、心の色が眼球を通して、次に見えた色はきっと、光輝く空の色・・綺麗な空の色だろう。
武井 こらむ